動けなくてよかった、寝ちゃってよかった、忘れててよかった
よかった、なんて、簡単に思えないことが多いです。
自身の認識を肯定に変えちゃえば楽だなんて思っているのに、
なかなか、足をとられて、ネガティブに落ちることはありますし、ぐだぐだ引きずったり。
また、肯定と思いきや、それは言い訳だったり、逃げだったりして、余計に落ち込んでしまったり。
ただ、案外、シンプルです。
できなかったこと、叶わなかったこと、準備不足だったこと。
それはたまたま今このタイミングで、結果そうなったことでして、誰も悪くない。
その結果で、人を傷付けたり、嫌われたり、失望されたり、自分って最低!
なんて、自己嫌悪することもあるかもしれないけれど、
目の前の事実は、そこに存在するだけ。悪い訳じゃない。善悪ない。
残酷な事実を目の前に、今すぐによかったと思えなくても、きっと意味は出てくる、はず。
必要以上に自分を傷付けなくていい、身動きできなくなるまで責めなくていい、
周囲の声や視線を感じ過ぎなくていい。受け取りすぎなくていい。
未来があるから、そこで取り返していけばいい、そう、今この瞬間から。
偶然、この世に生まれたのだから、
偶然、目の前に起こったことを、冷静に受け止めて、
ここから、自分は何ができるか、一緒に考えませんか。
因果を探り、原因を考え過ぎて、動けなくなるより、
どうせ一人で生まれてこれないのだから、どうせなら、めいっぱいお世話になって、
その分、人に優しく、周囲によい影響を、よい風を渡せる存在になってみたいな、なんて。
そしたら、自然とよかったが周囲に広がってるはずだから。